オンラインワークショップ第28弾「I to Lautashi × Itoguchi」ワークショップを開催

2023年51日で3周年を迎えた、鈴木えみがデザイナーを務めるアパレルブランド「Lautashi」とユーザーをつなぐ承認制有料コミュニティ「I to Lautashi(いとらうたし)」。
5月30(火)には、ワークショップ第28弾として、新潟県の株式会社きものブレインが展開する“みどりまゆの研究・製品開発を通して、人々のライフスタイルに、きれい・健康・心地よさをお届けする”「絹生活研究所」より極上のシルクスキンケアを体験できるプレミアムブランド「Itoguchi(イトグチ)」のギフトをご提供いただき、オンラインワークショップを開催。
鈴木えみが新潟の本社にお邪魔し、着物加工や無菌養蚕の工場を見学させていただき、みどりまゆについて教えていただきました。

 

鈴木えみ(以下、鈴木) 今日は、全身シャンプー「Itoguchi(イトグチ)」を作っている絹生活研究所の新潟の本社にお邪魔しています。I to Lautashiでは初めての遠出で、いとらーさんも参加していただき、一緒に着物の加工やみどりまゆの研究所を見学させていただきました。大人の遠足気分で楽しいです。
着物を加工する会社から、なぜ全身シャンプーが誕生したんでしょうか?
——— 絹生活研究所 化粧品開発担当・辻井令恵さん(以下、辻井) 私たちは新潟県十日町市で約40年着物のお手入れなどをしてきた会社ですが、着物業界にシルクがどんどん少なくなっているという深刻な悩みができました。さらに、十日町市の人口が10年で1万人減ってしまうという消滅可能都市という不名誉をいただいてしまったんです。「着物業界のためにシルクを作りたい」「若い人のために十日町に新しい産業を興したい」と考えた結果、養蚕をすればいい!という結論に至りました。
えみさんは、養蚕の現場を見たことがありますか?

鈴木 現場を見たことはないのですが、小学生の時に蚕を育てたことがあって、かわいかった記憶があります。
——— 辻井 実は、養蚕は過酷な産業なんです。全く同じことをするよりは、新しい養蚕の方法はないかと考えていた時に、「無菌養蚕」という技術に出会いました。

★技術紹介・無菌養蚕見学トーク

鈴木 いとらーのみなさん、全身シャンプーを使ってみましたか?全身に使えるものを髪に使うときしむイメージでしたが、Itoguchiはきしまなくてビックリしました。流した時のちょっとヌルッとした成分がすごくいいんですよね?
——— 辻井 そのヌルッとした部分がシルクです。洗浄成分は白い泡になっていますので、泡さえ流せば、あとは洗いすぎる必要はなく、ヌルヌルの状態のままタオルドライをして大丈夫です。

鈴木 おすすめの使い方はありますか?
——— 辻井 洗い流しすぎないでください。あとは、よく泡立てて、ふわふわの状態でお肌に滑らすように洗ってください。赤ちゃんにも使えるやさしい成分を使っていますので、髪、顔、体、デリケートゾーン、どこでも使っていただいて大丈夫です。

鈴木 1本でどこでも洗えるので時短ですし、旅行に持っていくのにもすごくいいなと思いました。家族からも香りがいいし本当に楽と評判がいいです。
——— 辻井 詰め替え用もございますので、ぜひ。

鈴木 一緒に送っていただいた、みどりまゆのまゆ玉の使い方も教えてください。
——— 辻井 こちらはピーリングをしてくれる美容グッズです。40度くらいのお湯に数分間つけると柔らかくなりますので、その状態で洗顔後の気になるところにやさしく滑らせてください。そうすると、絹糸の極細の繊維が汚れや角栓を絡めとってくれます。顔だけではなく、首や肘や膝にも使えます。

鈴木 先ほど、どうしてみどりまゆは緑色なの?白い繭と何が違うの?と質問させていただいたのですが、品種が違うんですよね?
——— 辻井 はい、同じようにご飯を食べさせても、白繭は白い糸、みどりまゆは緑色になります。体の構造が違うんです。

鈴木 このみどりまゆは、人間のタンパク質に近いんですよね?
——— 辻井 人間の肌表面にある天然保湿因子NMFというタンパク質とシルクの成分は、アミノ酸の構造がそっくりなんです。そこまでそっくりだと、肌がシルクの成分をのせた時に自分と似たようなものがきたと受け入れてくれて、保湿してくれるんです。

鈴木 素晴らしいですね。
——— 辻井 ただ、お肌もシルクもマイナスのイオンを帯びているので、いくら親和性があってお肌に残りやすいと言っても水で大部分が洗い流されてしまうんです。それがもったいないと思い、開発してパワーアップしたのがこのシャンプーです。

鈴木 本当にドライヤーで乾かした時のツルツル具合にビックリしました。
——— 辻井 ツルツルで潤っているのにサラサラにもなる不思議なものです。

鈴木 一番好きなテクスチャーです。
——— 辻井 シルクのテクスチャーなんですよね。

鈴木 他のラインナップも興味津々なんですが、どんなものがあるんですか?
——— 辻井 まず、「みどりまゆ BODYHAIR モイストUVスプレー SPF50+/PA++++61日に発売のシルクをたっぷり入れたUVスプレーです。紫外線吸収剤を使わず、紫外線散乱剤のみを使っており、敏感肌の方もお子様も大丈夫です。シルクの保湿成分がたっぷり入っていますので、紫外線から守るだけでなく、潤してくれます。

鈴木 私も娘がいますが、ベタベタを嫌がるので、日焼け止めを塗りたいんですが、塗らせてくれないので、スプレーを持って追いかけますね。笑
——— 辻井 白浮きもせず、きしみもしない工夫をしていますので、頭から体まで大丈夫です。

Itoguchi製品紹介

鈴木 すごいなー。とても安心して使えるものばかりですね。気になるものがたくさんあるので、帰りの車でチェックします。
——— 辻井 お客様の生活のすべてを絹で包んで差し上げたいという思いを込めて、絹生活研究所と名前をつけました。いずれは食品やサプリメントにも手を出したいと思っています。

鈴木 みなさんがみどりまゆに惚れ込んでいるのが伝わってきますし、どんどんいろいろな製品が出てくるんだろうなと楽しみです。
今日はありがとうございました。

【絹生活研究所】
絹生活研究所とは、「みどりまゆの力で人びとの健康と美をまもる」をコンセプトに、コスメティック、ファブリックを中心とした幅広い製品を展開するライフスタイル製品企画販売会社。
元来、シルクは美しく着飾るための衣服として重宝されてきましたが、近年のシルクタンパク質の研究により、保湿や抗酸化、紫外線防御などの美肌づくりや生活習慣病の予防・改善にも効果を発揮することがわかってきました。私たちは、一般的な白い繭よりも高い効果が期待される“みどりまゆ”由来の製品により「健康になること」、「美しくなること」をトータルサポートいたします。
https://shop.silklifelab.com/
https://www.instagram.com/itoguchi_official/

鈴木えみ
1999年にモデルとしてデビュー。 2017A/Wに自身がデザイナーを務めるブランド「Lautashi(ラウタシー)」を発表。
2019年に開始されたアマゾンファッションの新サービス「The Drop」の企画では、アジア圏では初選抜され完売が続き話題となるなど、各方面でプロデュース能力が注目され、その活動は多岐に渡る。プライベートでは一児の母。

Lautashi
2017年に鈴木えみが立ち上げたアパレルブランド。
コンセプトは、「求めるものは奥行きのある佇まいと存在感、 そして内面から湧き出るしなやかさ。 存分に力を発揮できるように、鎧となろう。」
2020プレフォールコレクションより、デザイナーが幼少期を過ごした90年代の上海での記憶をコレクションに反映。
https://lautashi.com

I to lautashi
あなたと私とラウタシーで”いとらうたし”な日々を共に過ごしていけたら、そんな思いで会員制の有料コミュニティを2020年5月1日にローンチ。
インスピレーション源や洋服作りのプロセスなどのメイキングを共有しつつ、ファッションだけにとどまらず様々な有意義な情報をシェアしコミュニケーションを取り、カスタマーとの密な距離感を目指す。
今後も積極的にライブ対談やオンラインワークショップを実施し、表面的ではない豊かさを常に意識したコンテンツを提供する。
https://lautashi.official.ec

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